臨床研修プログラム

概要

研修プログラム名

秋田厚生医療センター臨床研修プログラム

研修の理念

「医師としての人格」を涵養し、将来専門とする分野にかかわらず医学および医療の果たすべき「社会的役割」を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に全人的に対応できるよう「基本的な診療能力」を身に付けることを目標としています。

研修プログラムの特色

当院の研修プログラムの特色は

1. 救急に重点を置き、救急診療部で8週間に渡って集中的に救急研修を行った上に、4週は年間を通じた日当直研修を加える。
2. 地域医療研修を8週とし、地域連携病院等において、へき地・在宅医療、介護施設巡回診療、および住民健診など地域医療全般の研修を広く経験できるようにする。
3. 麻酔科4週を病院規定での必修とする。
4. 一般外来研修は地域医療研修と自由選択研修期間の並行研修とし、プライマリケア全般にわたりバランスよく研修できるようにする。
5. 選択科ブロックを36週間とし、研修医個々の研修設計にも自由度を保てるよう配慮する。

院内研修科

血液内科・呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、糖尿病・代謝内科、小児科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、呼吸器・乳腺外科、小児外科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、放射線治療科、麻酔科、救急、地域保健
＊院内で研修できない診療科は協力病院・施設にて研修を行います。

救急センター時間外救急研修

日直研修　 8：30～17：00
夜間研修　17：00～22：00
当直研修　17：00～翌8：30
＊通常勤務は8：30～17：00

研修風景

研修プログラム

臨床研修規定   臨床研修の手引き   臨床研修管理委員会規約   各科プログラム

研修分野

研修評価

令和2年度プログラムよりＥＰＯＣ２で評価します。

研修医の評価

研修医は随時到達度を確認し、必要あれば指導医等と相談し、目標が達成できるよう努力するものとします。

各科終了時の研修医評価

研修医は各科ローテーション終了時、評価表に基づいて自己評価を行います。担当指導医は評価表に基づいて評価するとともに、研修医に対して直接のフィードバックも行います。

研修管理委員会での評価

研修管理委員会では総合評価を行うとともに、必要あれば本人への直接指導も行います。

指導体制の評価

研修医は各科ローテーション終了時、評価表に基づいてその科の指導医の評価を行います。研修管理委員会では評価表に基づき、各科での指導体制を評価します。

研修プログラムの評価

研修管理委員会では提出された各種評価表や研修記録、各科指導医、研修医の意見も参考に、プログラムや研修上の問題点を定期的に評価・検討します。

プログラム修了の認定

規定の研修を修了した時点で、研修管理委員会での修了認定に基づき、病院長は修了証書を授与します。

プログラム修了後のコース

研修修了後は当院で志望各科での専門研修を行うことが可能です。

プログラム参加施設

基幹型病院

• 秋田県厚生連　秋田厚生医療センター

協力型病院

• 秋田県厚生連　かづの厚生病院
• 秋田県厚生連　北秋田市民病院
• 秋田県厚生連　能代厚生医療センター
• 秋田県厚生連　湖東厚生病院
• 秋田県厚生連　由利組合総合病院
• 秋田県厚生連　大曲厚生医療センター
• 秋田県厚生連　平鹿総合病院
• 秋田県厚生連　雄勝中央病院
• 秋田緑ヶ丘病院
• 藤原記念病院
• 男鹿みなと市民病院
• 秋田大学医学部附属病院
• 横手市立大森病院（地域医療）
• 羽後町立羽後病院（地域医療）

協力施設

• 秋田市保健所
• 秋田中央保健所
• 特別養護老人ホーム高清水寿光園
• 秋田県赤十字血液センター

プログラム修了後のコース

当院で更に志望各科での後期臨床研修を行うことも可能です。

臨床研修に関する省令に基づく情報公開

• 年次報告