がん診療連携拠点病院
当院は地域がん診療連携拠点病院の指定を受けています。
Cancer regional core hospital
地域がん診療連携拠点病院とは、がん診療の連携協力体制の整備を図るほか、がん患者さんに対する相談支援及び情報提供を行うため、各都道府県が2次医療圏ごとに整備する病院です。
当院は平成21年4月に、この地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、秋田市および周辺地域のみなさんのがん診療を行っております。
胃、大腸、乳腺、肺、子宮、肝臓などの主要ながんをはじめ、すべてのがん患者さんの病態に応じた、より適切ながん医療を提供できるように化学療法、放射線療法（緩和的放射線治療を含む）、緩和ケア等の提供体制をより充実させるよう努めており、さらに、難治性疼痛に対する神経ブロックについては、秋田大学医学部附属病院と連携し治療を行えるよう取り組んでおります。
グループ指定
当院では以下の病院とグループ指定を受けており、困難な診断や手術、相互の診療支援連携体制をとっております。
- 北秋田市民病院
- 能代厚生医療センター
- 由利組合総合病院
- 大曲厚生医療センター
- 平鹿総合病院
- 雄勝中央病院
当院の体制
がん相談支援センター
今後の療養や生活についての不安、経済的な問題など、がん医療に関わる相談に対応しております。 患者さんや家族に限らず、地域の方々どなたでも利用できます。
緩和ケアチーム
がん診療に携わる医師、看護師、薬剤師、ケースワーカー、管理栄養士がチームとなって、 がん治療において身体的、社会的、精神的にがん患者さんとその家族を支援します。
院内がん登録
病院を訪れた外来患者さん、入院患者さんを問わず、全てのがんについて、診断、治療、予後に関する情報を集め、整理・保管し、集計・解析をする仕組みのことです。登録対象及び標準登録項目とその定義は「がん診療連携拠点病院 院内がん登録標準登録様式 2016年版」に則っております。