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神経内科

当院の神経内科のご案内です。

Neurology

概要

「21世紀は脳の世紀」と呼ばれます。脳は人類にとって最大の未知の領域の一つです。 神経内科はこの脳の謎にいどむ臨床分野に属し、脳と脊髄・末梢神経・筋肉の病気の診断と内科的治療が専門です。

恩師の亀山正邦・京都大学名誉教授の言葉を紹介します。 『神経内科とは、稀な難病のみを取扱っているような錯覚が一般にはあるが、けっしてそうではない。 脳血管障害、痴呆(認知症)など最も重要な疾患とともに、日常の、頭痛、めまい、手足のしびれ・麻痺、痛み、けいれん、 パーキンソン病など、専門的な知識と訓練とを必要とするような疾患が山積している』のです。

学会施設認定

  • 日本神経学会:教育関連施設
  • 日本老年医学会:認定施設

新しい治療

新しい治療としてはボツリヌス毒素治療法を行っています。ボツリヌス毒素はボツリヌス菌の出す強力な神経毒素です。これは神経系で主要な情報を伝えるアセチルコリンという物質の放出を邪魔して、運動神経の麻痺、副交感神経麻痺(瞳孔散大、便秘、排尿障害など)および発汗障害(これは交感神経)を起こします。

この毒素はアセチルコリン作動性の末梢神経にのみ作用することから、逆にいろいろな病気の治療に用いられるようになってきました。現在我が国で使用が認められている疾患は、眼瞼けいれん(正しくは攣縮=れんしゅく)、片側顔面けいれん、痙性斜頸の3つです。当院では、2002年から本治療法が可能となっています。

これ以外に、斜視、歯ぎしり、書痙、痙攣性発声障害、排尿障害(尿射出筋括約筋共同困難症)、上下肢痙縮(つっぱり)、脳性麻痺、慢性頭痛、多汗症、それに美容目的のしわの治療などが欧米で有効性が認められていますが、我が国では未承認です。

診療実績

入院は脳梗塞が最も多く、次いで変性疾患(パーキンソン病など)や合併症(嚥下性肺炎など)です。

外来では、半年の統計を(表1)に示します。

疾患名では頭痛(片頭痛、群発頭痛)、めまい(良性発作性頭位性めまい)、不随意運動(パーキンソン病、本態性振戦)、歩行障害(パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多発性脳梗塞)、運動麻痺(脳卒中、頸性脊髄症)、認知症(アルツハイマー病)などです。

表1 神経内科外来初診での主な症状(390例)